11月3日(米国時間)米Lattice Semiconductor Corp.と投資企業である米Canyon Bridge Capital Partners Inc.は、Canyon Bridge Capital Partnersの子会社であるCanyon Bridge Acquisition Company, Inc.がLatticeを13億ドルで買収することで最終合意に達したと発表した。

Latticeの発行済み株式を11月2日(米国時間)の終値6.37ドルに30.3%のプレミアムを付けて1株あたり8.30ドルの現金で買い取る形で買収する。
買収後もLatticeは、そのままの社名で従来通り事業を継続するとしている。

買収を行うCanyon Bridge Capital Partnersは、シリコンバレーで起業したばかりの中国系投資ベンチャー。
同社社長のBenjamin Chow氏は2016年10月まで北京に本拠地を置く中国投資ファンドChina Reform Fund(中国名:国新基金)の役員を務めていた人物で、中国最大の半導体メーカーSMICの元社長兼CEOだったDavid Wang氏が同社シニアアドバイザー(顧問職)に就任している。